日本オラクルは4月5日、データベースを中心とするソフトウエア製品群「Oracle 10g」の出荷を開始した。同社はこれにあわせて第1号ユーザーである東京証券取引所で初出荷のイベントを開催した。イベントでは社員犬ウェンディが壇上に上がり、オラクルの山元賢治専務とともに10gのCD-ROMを東証の吉野貞雄専務に届けた。

 ウェンディからCD-ROMを渡された東証の吉野専務は「10gを使ったシステムは、来年の春に稼働を予定している。統合基盤として大いに期待している」と答えた。

 納入が終わると、オラクルのウェンディと山元専務は取引開始の鐘を鳴らすパフォーマンスを行った。


(矢口 竜太郎=日経コンピュータ)