ライフボートは4月2日、任意のUSB対応ハードウエアを鍵として使い、パソコンの不正利用を防げるソフトウエア「カチャッとUSBパソコンロック」を発売した。マウスやUSBメモリー、ディジタル・カメラなど、USBインタフェースを持つハードウエアならどれでも鍵として利用可能。これらを接続している間だけパソコンを操作できる。離席中の不正なパソコン操作を、パスワードなしで防げる。

 鍵として利用するUSB対応ハードウエアは、あらかじめUSBパソコンロックに登録しておく。USBポートに機器が接続されると、USBパソコンロックがハードウエアに埋め込まれている製品番号やシリアル番号を確認して、鍵かどうかを判別。登録済みのハードウエアでなければ、画面をロックし操作できないようにする。複数のハードウエアを鍵として登録し、それらをすべて接続しないと操作できないようにすることも可能である。ただし、単体ごとにシリアル番号が埋め込まれていないハードウエアを使った場合は、同じ製品でも判別がつかないため、操作できてしまう。

 開発したのは、大阪のエスコンピュータ。対応OSは、Windows 98/98SE/Me/2000/XP。メガソフトのWebサイト上でダウンロード販売する。価格は2840円(税別)。

福田 崇男=日経コンピュータ