ADSL事業者のアッカ・ネットワークスは3月24日未明、同社サービス利用者の情報が社外に漏洩していた事実を認めた。同社は3月25日午前11時から都内のホテルで記者会見を開き、坂田好男 代表取締役社長と湯崎英彦 代表取締役副社長が状況を説明する(【追記:2004-03-25 12:30】会見の速報記事はこちら)。

 新聞報道によると、約200人分の氏名、性別、住所、電話番号、メール・アドレスといった顧客情報が外部に漏洩していることが確認済み。最大30万人超の大規模情報漏洩事件に発展する可能性もある。

 アッカ・ネットワークスは、約110万人の利用者を抱える中堅事業者で、NTTコミュニケーションズ系列。

 ADSL事業者では今年2月、ソフトバンクBBが約450万人分の顧客情報漏洩事件を起こしたばかり。

西村 崇=日経コンピュータ