マルエツや菱食が通信距離が長いUHF帯ICタグ実験を開始
実験では複数のICタグのIDを一括で読めるかどうかを検証する。物流センターでは、ICタグを付けた商品の段ボール箱を複数個、パレット(運搬用の台)に載せてフォークリフトで商品保管用の倉庫に運ぶ。倉庫の入り口にはゲート状のリーダーを設置して、一度にすべてのICタグのIDを読めるか確かめる(写真[拡大表示])。 さらに、商品一つひとつにICタグを付けてプラスチック製のケースに収納し、コンベアの上を移動させる。ここではコンベアの途中にゲート状のリーダーを設置して、ICタグの一括読み取りが可能かどうか確認する。一方、店舗ではICタグを付けた複数の商品を買い物かごに入れて、レジに設置したリーダーで一度に読めるか調べる。 3月12日に菱食の物流センターで披露したデモンストレーションでは、基本的にはICタグの一括読み取りに成功していた。ただし、フォークリフトの速度によっては読めない場合もあった。 今回の実験は、マルエツが昨年9月末から11月末にかけて実施した実験の延長である。NTTデータと大日本印刷、マイティカードがベンダーとして、実験用システムの開発などを担当している。
(栗原 雅=日経コンピュータ)
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