コンピュータ・アソシエイツ日本法人が、「ITサービスマネジメントフォーラムジャパン(itSMF Japan)」への参加を検討していることが明らかになった。itSMF Japanは、システム運用フレームワークの国際標準であるITILの普及を推進するユーザー・フォーラム(詳しくは本誌Webニュース「IT運用プロセスの標準化を進める非営利団体が発足」を参照)である。

 米CAはitSMF Japanの上位組織であるitSMFインターナショナルのグローバル・メンバーで、itSMF Japanをはじめ米国、オランダなど14カ国のitSMFに、申請さえすれば参加できる資格を持っている。

 CA日本法人は「ITILは欧米で多くのユーザー企業が導入し、実績を上げている国際標準だ」とitSMF Japanに参加する意義を語る。すでにCAは同社の運用管理支援ソフト、Unicenterファミリが、ITIL準拠であるとうたっている。

(広岡 延隆=日経コンピュータ)

 【訂正】 本記事の公開後、コンピュータ・アソシエイツ日本法人から事実関係について指摘があり、第1段落の「7月にも参加する」を「参加を検討している」に訂正しました。(2003.7.2)