このサービスでは、VBで作ったクライアント・ソフトを、変換ツールを使ってアクシスソフトの独自形式のファイル(CRSファイル)に変換し、それをWebサーバーに格納する。Webサーバー・ソフトはマイクロソフトのInternet Information Services(IIS)かオープンソース・ソフトのApacheを使う。CRSファイルは、同社の開発ツール「Biz/Designer」で編集可能である。
利用者は、アクシスソフトが開発・販売するブラウザ「Biz/Browser」でWebサーバーにアクセスする。Biz/Browserは最初にCRSファイルから画面デザインやファンクション・キーへの機能割り当てといった情報をダウンロードして利用者のパソコンにキャッシュする。以後のアクセスでは前回からの差分だけをダウンロードして表示するので、応答速度が優れたものになるという。
Bizコンバージョンサービスの料金は、1画面(または1帳票)につき2万円。アクシスソフトは今年8月をメドに、同サービスに使う変換ツールを外販することも考えている。同ツールをユーザー企業だけでなく、インテグレータやソフトハウスにも売り込む構えだ。