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「RDBじゃダメなんだ」,フューチャー子会社が改変に強い金融取引システムを提案

ファイオスの薄葉社長

 「日本では最先端の金融システムにもRDB(リレーショナル・データベース)を使おうとするが、これでは世界との競争に勝てない」。ファイオス リスクウェア(http://www.fiosrisk.com/) の薄葉(うすは)真哉社長はこう指摘する。「預金や貸し付けなど通常の銀行業務はRDBで良い。だが、オプションやデリバティブなどの金融商品は内容が頻繁に変更される。このスピードには(変化に強いとされる)RDBでさえ追いつかない」と続ける。ファイオス リスクウェアはフューチャーシステムコンサルティングの子会社で、金融商品取引分野に特化したシステム・インテグレータである。

 薄葉社長は「こんなことを続けていれば日本の金融業界は競争力をさらに失い、世界からますます遅れをとる」と力説する。状況を打破したいと考えた薄葉社長は、金融商品取引に特化したシステム構築ソフト群の開発に乗りだした。来年4月にも「FiOS Framework」として製品化する。同社のシステム構築サービス込みで販売する。「オブジェクト指向データベース(ODB)の仕組みを取り入れ、プログラム部分を変更しても、データ構造に影響が及びにくくした」としている。

鈴木 淳史=日経コンピュータ

 [2002/10/18]

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