プロックスジャパン(http://www.proxjapan.com/)は2月7日,静止画や動画といったコンテンツの著作権を保護するASPサービス「D-ADmission」の提供を開始した。コンテンツの不正コピーを防止する機能や,コンテンツの閲覧に必要なライセンスの発行・管理機能,コンテンツの閲覧回数を集計する機能などを提供する。こういった機能を提供するASPサービスは初めて。

 著作権保護の機能を備えたパッケージ・ソフトの価格が数百万円するのに対して,ASPサービスのD-ADmissionは初期費用が15万円。このほかに,ライセンスの売り上げの3パーセント程度を月額利用料として支払う。

 プロックスジャパンの東山美樹エグゼクティブプロデューサーは,「安価な料金を設定することで,個人で活動しているクリエーターにも利用してもらい,コンテンツの流通を活性化させたい」と期待する。初年度で6億円の売り上げ見込む。

坂口 裕一=日経コンピュータ