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「ウイルスに狙われるのはIIS浸透の代償」とマイクロソフト阿多社長

2001/09/21
大和田

マイクロソフトの阿多社長 「IISをはじめとする当社の製品がウイルスの標的になるケースが頻出している。だが,IISは他製品に比べて特にぜい弱というわけではない」。マイクロソフト日本法人の阿多親市社長は,同社のWebサーバー・ソフト「IIS」を狙ったウイルス/ワームが猛威を振るっている事態に対して,こうコメントする。「IISの被害が多いのは,IISが社会に広く浸透していることも大きい。ウイルスやワームの作成者はより多くのコンピュータに被害を広げたいと目論むもの。出荷本数が多い当社製品は,彼らにとって絶好の標的になってしまう」と続ける。

 とはいうものの,IISユーザーが多数被害に遭っている状況をマイクロソフトは静観しているわけではない。阿多社長も「新種の発見と対策ファイルの提供を一秒でも早く実施するため,24時間365日監視の目を緩めない。企業ユーザー向けには,ウイルスの対策具合をチェックするディスクを数万本単位で配布した」と力説する。同社は9月18日に発見された悪質なワーム「Nimda」の対策をまとめたWebページもいちはやく開設した。

 阿多社長はユーザーにもいっそうの対策強化を促す。「ウイルス/ワーム対策はいたちごっこ。セキュリティ・ホールが皆無の製品を提供するのは,残念だが難しい。このことを念頭において,利用者全員が常にウイルス情報にアンテナを張って欲しい」と締めくくった。

大和田 尚孝=日経コンピュータ

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