米マイクロソフトは4月30日(米国時間),これまで「Whistler Server」のコード名で開発を進めていた次期サーバーOSの名称が「Windows2002」になることを発表した。Windows2002の正式出荷は,2002年前半の見通し。

 Windows2002は,現行のWindows2000 Serverの後継OS。Windows2000と同じく,対応プロセサ数などに応じて「Server」,「Advanced Server」,「Datacenter Server」の3パッケージに分かれる公算が大きい。このほか,マイクロソフトは,インテルの64ビット・プロセサItanium向けの「64ビット版」や,Webサーバーなどの特定用途に特化した専用サーバー版も投入する計画。

 マイクロソフトは今年2月,次期クライアントOSの名称を「Windows XP」とすることは発表済み。こちらは2001年秋にも出荷を始める予定。

星野 友彦=日経コンピュータ