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「.NETは業界全体にメリット」,米マイクロソフト上級幹部が力説
Microsoft.NETはWeb上に分散したアプリケーションやサービスを組み合わせたシステムをASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)方式でユーザーに提供するもの。アプリケーション・サービスの充実度が,そのまま顧客企業にとってMicrosoft.NETの利用価値につながる。それだけに,「この戦略を実現し,成功に導くには,できるだけ数多くのパートナ企業や顧客企業が,幅広くMicrosoft.NETを支持してくれることが必要だ」とレイクス氏は力説する。 パートナ企業の重要性について,レイクス副社長は,Windowsの普及を例に挙げた。「ちょうど10年前,次世代OSの本命はマイクロソフトのWindowsかIBMのOS/2かという議論があった。当時は,誰もがIBMの肩を持っていたが,実際はWindowsは成功を収めることができた。Windowsは使いやすい開発環境を用意したことで,パートナの広範な支持を取り付けたことが勝因だった」。 レイクス副社長は,「Microsoft.NETは,アプリケーションの開発手法やサービスの提供形態,そしてビジネスのソリューション(問題解決策)そのものを,ドラスティックに変える。これにより,パートナ企業にはビジネス・チャンスが飛躍的に拡大する」と強調する。Microsoft.NETの世界では,Web上に存在する様々なアプリケーションがASPサービスの部品(コンポーネント)として,協調して動作する。こうしたサービスを開発するために,パートナ企業は「サービス・コンポーネントを,社内外の区別なく自由に利用してWebベースのサービスを開発できる」(レイクス副社長)。 Microsoft.NETにおけるこうした開発スタイルを実現するために,レイクス副社長が「最も重要なマイルストーン」と位置づける製品が,次期開発ツール群の「Visual Studio.NET」である。Visual Studio.NETでは,「Web上のサービス・コンポーネントを,マウスでドラッグ&ドロップして組み合わせることが可能だ」。マイクロソフトは日本でも2001年初めには,Visual Studio.NETのβ版を配布し始める見通し。 (玉置 亮太=日経コンピュータ)
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