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「メール・サーバーの限界を把握できていなかった」,配信事故を起こしたeグループの大山社長が謝罪

2000/11/15

 「約42万通ものメールを配信しようとしたところ,トラブルが起きた。サービス開始から2年経つが,当社のメール・サーバーの限界を把握できていなかった。メール利用者には本当にご迷惑をおかけした」。11月14日に,同じ内容の電子メールを利用者に繰り返し配信してしまう事故を起こした,無料メール・サービス大手のeグループ(http://www.egroups.co.jp/)。同社の大山彰久社長は日経コンピュータの取材に対し,こう語り,利用者に謝罪した。

 事故を起こしたのは,14日の午前10時過ぎ。「eグループ・ニュース 第13号」というタイトルのメールが,同社のメール・サービス利用者宛てに配信された。その後,同日午後1時過ぎまでに,同じ内容のメールが25通ほど,42万人のサービス利用者に配信された模様だ。ちなみにeグループのサービス利用者の一人である記者宛てには,午前11時1分から午後1時10分までに,24通のメールが届いた。

 eグループは14日の午後1時半ごろ,メール配信を一時休止する対策を採った。15日午前の時点で,「現在,原因を究明中。近日中にはメール配信プログラムを修正して,システムの対策を終えたい」(大山社長)。それまでは,大量にメールを配信する場合に,メールを複数回に分けて配信する運用方法で対応する。

 eグループは現在,プログラムの修正作業と並行して,メール利用者からの問い合わせや苦情対応に追われている。「非常に多くの利用者から,同じメールが何度も届いているとの報告を受けた」(大山社長)。14日から15日にかけて,eグループに届いた利用者からの問い合わせメールのうち,「60〜70%は事故を当社に知らせてくれるメールだった」(大山社長)。逆にメールの20〜30%はクレームだったという。

 なお,eグループは事故の詳しい内容を,同社のホームページ上で公開している(http://www.egroups.co.jp/files/eGroups-JAPAN-status/20001114.html)。

川又 英紀=日経コンピュータ

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