コンピュータ・アソシエイツ(CA,東京都新宿区)は年内をメドに,PalmOSを搭載したPDA(携帯情報端末)やWindows CE機,キオスク端末などに対して,コンテンツやアプリケーションを配信するソフトを出荷する。

 このソフトを使うと,Palm機にはLAN接続したパソコン経由,Windows CE機はLAN経由,キオスク端末はLANやWAN経由で,それぞれ最新のコンテンツを送り込める。例えば,営業担当者が最新の価格情報をPDAで持ち歩いたり,キオスク端末に最新のコンテンツを自動配信したりすることができる。

 CAは,「Software Delivery Option version」と呼ぶソフトを機能強化し,さまざまなクライアントへの配信を実現する。Software Delivery Option versionは,CAのシステム管理ソフト「Unicenter TNG」のオプション・ソフトである。価格は現行製品と大きく変えない方針。配信元のサーバーのプロセサ数や,配信先の端末規模によって価格は決まる。
坂口 裕一=日経コンピュータ