バッファローは2005年2月4日,小型ノートパソコン向けメモリーモジュール「D2/M533」シリーズ2製品を発表した。D2/M533は,JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)が定めるメモリーチップ仕様「DDR2」およびメモリー・モジュール仕様「MicroDIMM(Micro Dual Inline Memory Module)」に準拠。同年1月19日にインテルが発表した第2世代Centrinoに対応したものであり,533MHzのメモリーバスに対応したサードパーティ製品はこれが初めて。価格は容量が256バイトの「D2/M533-256M」が1万3100円,同512Mバイトの「D2/M533-256M」が2万5400円。同年3月中旬に出荷開始する。

 DDR2は,従来のDDRの最高動作周波数400MHzを533MHzに引き上げたメモリーチップの仕様。一方,電源電圧は従来の2.5Vから1.8Vに落として消費電力の低減を図っている。ただ端子数は接地線を中心に172から214に増加。MicroDIMM仕様で定めるメモリー・モジュールの大きさも幅38×高さ30mmから幅54×高さ30mmと大型化している。

(高橋 秀和=日経バイト)

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