米Groove Networks社は2004年7月12日,同社が手がけるP2Pグループウェア「Groove」の最新版「Groove Virtual Office v3.0」の出荷を開始した。GrooveはP2P(Peer-to-Peer)の考え方に基づく分散アーキテクチャを採用したことにより,専用サーバーの設置やネットワークの再構築などが不要で,低コストで導入できるグループウェア。異なる企業間で進められるプロジェクトでも,ファイアウォールを越えて連携できるので,容易に利用可能だ。
Groove Virtual Office v3.0では,動作速度を向上させたほか,ファイル共有機能や在席通知機能を強化した。従来,不満が多かった性能を改善し,「旧版の3倍程度の高速化を果たした」(国内代理店のシステム・コンサルタンツ Grooveプロジェクト プロジェクトリーダーの猿田 礎氏)。ファイル共有機能ではエクスプローラと連携し,通常使用しているフォルダをそのままグループで共有できるようにした。また,グループに属するメンバーの在席通知を個別に設定可能にしたことにより,特定のメンバーがオンラインになった時点で,ポップアップ表示で通知する。
Groove Virtual Office v3.0には機能によって3製品あり,それぞれ,個人向けのFile Sharing Edition,企業向けのProfessional Edition,プロジェクト管理機能を持つProject Editionである。国内ではシステム・コンサルタンツが販売する。価格はProfessional Editionが2万9500円,Project Editionが3万7800円(いずれも最低5ライセンス)。個人向けのFile Sharing EditionはGroove Networksがダウンロード販売する(69米ドル)。