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【Internet Week 2002】JPRS,国際化ドメイン規約の現状を説明--異体字の扱いが焦点にインターネット関連技術の国際会議「Internet Week 2002」が2002年12月16〜20日,パシフィコ横浜で開催されている。初日の16日には,日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催のセッション「ドメイン名に関する最新動向」で,日本レジストリサービス(JPRS)が日本語や中国語のドメイン名「国際化ドメイン名(IDN:International Domain Name)」規約の最新動向を説明した。「IDNは,2002年10月にIETF(Internet Engineering Task Force)によるRFC(Request for Comments)化が決定。「IETFの作業具合にもよるが,2〜3カ月後にはRFCになるだろう」(JPRSの宇井隆晴氏)という段階に来ている。 RFCとして定義されるのは,(1)国際化ドメイン対応のクライアント・アプリケーションが遵守すべき規約「IDNA」,(2)2バイト文字のエンコード/デコード方式「Punycode」,(3)同一表記の正規化方式「Nameprep」である。 これら3規約に対応したクライアント・アプリケーションとしては「ノルウェーOpera社のOpera 6以降は対応済み。米Microsoft社も『RFCになれば対応する』と言っている」(宇井氏)。RFCによる標準化を受けて,早ければ2003年第1四半期にも本格的に利用できる環境が整う見込みだ。 JPRSが課題として挙げたのが,RFC化が見送られた「IDNADMIN」と呼ばれる規約である。IDNADMINは,DNSサービスを運用する場合に解決すべき留意点をまとめたもの。影響を受けるのは,IDNを登録・管理するレジストラだ。 IDNADMINで議論がまとまっていないのは,登録済みのIDNの異表記・異体字を使ったドメイン名の申請を排除する枠組みである。IDNADMINでは,中国圏の簡体字と繁体字など意味の同じ文字を同一視する方式が提案されている。例えば日本語では「ジ」と「シ゛」同じ表記と見なす。ただ「どこまでを同一のドメイン名として扱うかの判断が難しい」(JPRSの森健太郎氏)ため,標準化の議論を日本・中国・韓国の技術者チームが共同で進めている最中だという。 (高橋 秀和=日経バイト)
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