2002年10月16日から東京・有明で開催されている「WPC EXPO 2002」で日経バイトが主催する「セキュリティ・スタジアム」から,ウイルス博物館を紹介する。
 コンピュータ・ウイルスという言葉はよく聞くし,ウイルス対策ソフトを入れていれば数多くやってきていることは誰しもわかっている。もちろん感染しないに越したことはない。しかし実際に感染したり,発病を体験した人は意外に少ないのではないだろうか。セキュリティ・スタジアムに併設された「ウイルス博物館」はそんな貴重な体験が可能だ。ここでは日本でこれまでまん延したウイルスの解説と,画面表示があるものはデモ画面を展示している。
 このデモは,日本で唯一の中立的なコンピュータ・ウイルス研究所「コンピューターセキュリティリサーチセンター(JCSR)」の協力で実現した。デモは一般に公開されていないものばかりなので,ぜひこの機会に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

(中道 理=日経バイト)