マイクロソフトは2002年1月25日,同社製オフィス・スイート「Office XP日本語版」のバグ修正モジュール群「Office XP Service Pack 1」の提供を開始した。同社のWebサイトで公開するほか,CD-ROMの形でも提供する。CD-ROMは基本的に実費がかかる(送料・税込み1050円)が,TechNet/MSDN会員およびSelectライセンスのユーザには無償で送付する。修正の内容はセキュリティ・ホールやアクティベーション関連の不具合など。ファイル・サイズは17.7Mバイト。

 対象となる製品は,Office XP ProfessionalやOffice XP Personalなどの各Office XP製品群と,Word 2002やExcel 2002などの単体Officeアプリケーション。開発者向けの「Office XP Developer」に対しても適用可能。ただし,Visual Basic for Applications(VBA)などの開発環境部分のバグ修正モジュールは含まない。開発環境部分を含むDeveloper版向けの「Office XP Developer Service Pack 1」は,2002年2月中旬に公開する予定。

(高橋 秀和=日経バイト)