OpenOffice.orgは2002年5月1日,オフィスソフトの新版「OpenOffice.org 1.0」をWebサイト上で公開した。OpenOffice.orgは,米Sun Microsystems社のStarOfficeのオープンソース版である。Writer(ワープロ),Calc(表計算),Draw(図形描画),Impress(プレゼンテーション作成)の4種類のソフトを利用できる。ただし,StarOfficeに含まれるAdabasデータベース・アクセス機能,フォント,サポートなどは付属しない。


 日本語,英語を含む20カ国語版を選択できる。ただし,5月2日現在では,英語版のみがダウロード可能。対象OSは,Linux,Solaris,Windows。Linux版の動作にはkernel 2.0.7以降,glibc 2.1.1以降が必要。今後ダウンロードが可能になるSolaris版は,Solaris 6/7のSparc版のみに対応する。Windows版は,Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応する。ライセンスはLGPL(GNU Lesser General Public License)とSISSL(Sun Industry Starndards Source Licence)。