日本オラクルは，J2EEアプリケーション開発ツールOracle JDeveloper 10gの開発者向けプレビュー版を公開した。この4月23日より同社の開発者サイトOracle Technology Network Japanにてダウンロード可能となる。製品版は，「2004年初夏」に提供開始予定としている。
Oracle JDeveloper 10gで加わった新機能は，Oracle ADF（Oracle Application Development Framework）と呼ぶ開発フレームワークである。このADFには，様々な他のテクノロジーを組み入れることが可能としており，Strutsフレームワークや，最新のサーバーサイドAPIであるJSF（JavaServer Faces）にも対応を予定する。同社では，ADFを採用することで，様々なテクノロジーに柔軟に対応可能となる，と説明している。
JSF対応の開発ツール製品は，今までIBM WehSpere Studio，Sun Java Studio Creatorの2製品が発表されていた。JDeveloper 10gはこれに続く製品となる。
（日経BP Javaプロジェクト）
