フランスのAlcatelとCRM，課金，オーダー管理システムの米Amdocsは，IP対応テレビ配信（IPTV）やその他の次世代ブロードバンドIPサービスの提供を目指す通信サービス・プロバイダを支援する製品への取り組みに関する趣意書に署名した。両社が現地時間8月3日に明らかにした。

　提携を通じて，両社は，通信サービス・プロバイダによる音声／データ／ビデオのバンドル製品の提供を可能にするエンド・ツー・エンドの共同ソリューションで協調する。具体的には，Amdocs社の「IP Convergence Solution for IPTV」とAlcatel社のIPTVスイートの統合に取り組む。また，共同構築マップ，サービス製品の作成も計画しており，販売，マーケティングなども共同で行う予定。

　両社は，共同のエンド・ツー・エンドのソリューション作成を促進するためにすでに相互運用研究所の整備を開始している。両社の共同製品は，同年末と2006年初旬にリリースが予定されている。

　Alcatel社北米担当社長のHubert de Pesquidoux氏は，「トリプル・プレイやIPTVといった新しいサービスを迅速に配備するために，サービス・プロバイダはインフラだけでなく，これらのサービスに特有は運営と課金方法に対応する手段が必要である。提携を通じ，顧客の新しいサービスに関連する運営費用を削減と製品の市場投入の促進を支援する」とコメントしている。

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