米Macromediaは,インターネットを介して開催するセミナーの作成,ホスト,管理に必要とされるすべての機能を提供する包括的なWebイベント・ソリューションの提供開始を米国時間8月1日に発表した。

 同ソリューションは,最高2500人の参加者に対応できるMacromedia Breeze内のオンライン・セミナー・ルーム,高度なイベント管理,トラッキング機能,エンド・ツー・エンドのイベント・コンサルティング・サービスを提供する。

 Breezeは,通信,コラボレーション,トレーニングを提供するための統合ツール。世界で利用されているブラウザの98%にインストールされているMacromedia Flash Playerを利用しているため,他のインターネット会議ソリューションのように,プラグインのダウンロードとインストールが必要ない。インターネットに接続しているパソコンは,Breezeを使ったイベントに即座に参加することができる。

 また,企業のマーケティングとCRMシステム間のデータ交換に対応しているため,見込み客情報,登録情報などのインポートやCRMシステムへの販売フォローアップ結果のエクスポートが可能。

 同ソリューションの一環として,Macromedia社のイベント・サービス・チームとBreezeイベント・スペシャリストは,イベント前のコンサルティング,プレゼンタ向けの製品トレーニング,ホスト,イベント中の技術支援,イベントの記録などの手配を行う。

 Breeze Eventsソリューションは,9月26日までキャンペーン価格で提供される。同ソリューションとキャンペーンの詳細は,同社Webサイトに掲載されている。

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