米Macromediaは,2006会計年度第1四半期(2005年4~6月期)の決算を米国時間7月20日に発表した。同期の売上高は1億1680万ドルで前年同期の1億360万ドルから13%増収となった。GAAPベースの純利益は1520万ドル(希薄化後の1株あたりの利益は19セント)で前年同期の1300万ドル(同17セント)から17%の増益となった。

 非GAAPベースの純利益は,1810万ドル(希薄化後の1株当たり利益は22セント)。前年同期は1370万ドル(同18セント)だった。非GAAPベースの純利益には,米Adobe Systemsとの合併に関連する経費の430万ドルは含まれていない。

 Macromedia社CEOのStephen Elop氏は「当期はふたたび記録的な売上高を達成したことを喜ばしく思う。『Breeze』,『Flex』,モバイルの継続的な成功で証明されるている通り,『Flash Platform』に焦点を当てた市場戦略の成果が明白に表れている」とコメントしている。

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