米Intelが，デュアル・コア・プロセサ「Intel Pentium D」と同プロセサ用チップセット「Intel E7230」によるエントリ・サーバー向けプラットフォームを，米国時間7月11日に発表した。
同プラットフォームはIntel Extended Memory 64 Technology（Intel EM64T）に対応しており，32ビットと64ビットの両アプリケーションを動かせる。PCI Express，DDR2メモリー，ソフトウエアRAIDの利用も可能。
E7230の1000個ロット時の単価は36ドル。各Pentium Dプロセサの動作周波数と1000個ロット時の単価は以下の通り。
・Pentium D 840：3.20GHz，530ドル
・Pentium D 830：3GHz，316ドル
・Pentium D 820：2.80GHz，241ドル
なおIntel社は，2005年後半から2006年にかけて複数のサーバー向けデュアル・コア・プロセサの出荷を計画している。
また米Dellは同日，Pentium Dプロセサを搭載可能な小規模組織向けサーバー「PowerEdge SC430」の提供を開始した。動作周波数3.0GHzまたは3.2GHzのPentium Dのほか，「Intel Celeron」（2.53GHz）と「Intel Pentium 4」（2.8／3.0GHz）も選べる。価格は499ドルから。
米メディアの報道（internetnews.com）によると，Pentium D版PowerEdge SC430の価格は850ドルという。
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