米Transmetaが,2005年第2四半期の業績概要を米国時間7月8日に発表した。それによると,これまでマイナスだった営業キャッシュ・フローがプラスに転じる見通しという。

 Transmeta社は5月13日に,「第2四半期末までに,営業キャッシュ・フローのマイナス分を500万ドル未満に減らす」と宣言していた。「現金の流出量を大幅に減らすという最初の目標を楽にクリアした。当期は営業キャッシュ・フローがプラスになったと安心して述べることができる」(Transmeta社CFOのMark R. Kent氏)

 同社では,正式な2005年第2四半期決算を8月前半に発表する予定である。

◎関連記事
米Transmeta,Crusoeの技術資産を香港Culturecomに売却
米Transmetaの2005年Q1決算,前期比減収だが赤字縮小
米Transmeta,ソニーに消費電力管理技術「LongRun2」をライセンス供与
米Transmetaの新たな事業戦略,「知的財産のライセンスに主軸を移行」
米Intelの2005年Q1決算,前年同期比で増収増益,モバイル向け製品が好調
米AMDの2004年Q4決算,過去最高の売上高なるも赤字計上
「2005年5月の世界半導体市場,DRAM価格低下の影響で前月比0.5%減収」,米SIAの調査
2005年世界の半導体市場,売上高の予測を6%増に上方修正

[発表資料へ]