ルクセンブルクのSkype Technologiesは,オンライン・ストア「Skype Store」での売り上げに応じ最大10%の報奨金を支払うアフィリエイト・プログラムについて,正式運営を開始した。Skype社が現地時間5月24日に明らかにしたもの。同社が2週間前に試験運用を始めたところ,これまでに1800人以上が登録したという。

 プログラム参加者は,自身の運営するWebサイトやブログに同社のWebサイトへのリンクを設けておく。このリンクをクリックしてアクセスした人がSkype Storeで商品やサービスを購入すると,同社は参加者に報奨金を支払う。報奨金の受け取り権は,最初のクリックから最大30日のあいだ消滅しない。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,Skype社のIP電話サービスのユーザー数は全世界に約3900万人おり,1日当たり15万人以上のペースで増えている。固定電話機や携帯電話機に発信できる有料サービス「SkypeOut」のユーザー数は約140万人という。

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