米Sun Microsystemsの2005会計年度第3四半期(2005年1~3月期)決算の純損失は,当初の報告より約600万ドル縮小することが分かった。同社が米国時間5月6日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかにしたもの。

 同社は,4月14日に2005年1~3月期決算を発表した際に,純損失を900万ドル(1株当たり損益は0ドル)としていた。しかし,SECへの書類で「純損失について約600万ドルの縮小を要する追加情報を入手した」と説明。調整を反映した要約連結財務諸表では,純損失が300万ドルとなっている。ちなみに1株当たり損益は0ドルで変わらない。

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