米PalmSourceは,2005会計年度第3四半期(2004年12月~2005年2月期)の決算を米国時間3月31日に発表した。売上高は1720万ドルで,前年同期の2160万ドルに比べて減少した。GAAPベースの純損失は70万ドル(1株当たり損失5セント) 。前年同期は純利益60万ドル(1株当たり利益5セント)だった。

 非GAAPベースの純利益は60万ドル(1株当たり利益4セント)で,前年同期の360万ドル(同32セント)から減少した。

 当期におけるライセンシのデバイス出荷台数は,およそ140万台だった。内訳は,23%がスマートフォン,77%がPDAおよびハンドヘルド機器。前年同期の出荷台数は200万台で,そのうち12%がスマートフォン,88%がPDAおよびハンドヘルド機器だった。
 
 また同社は,2005会計年度第4四半期の業績見通しについても明らかにした。売上高は1720万~1800万ドル,GAAPベースの1株あたりの損失は13~18セントの範囲を予測している。

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