米Macromediaは米国時間3月23日に,企業向けWebパブリッシング・システム「Web Publishing System(WPS)」の機能拡張について発表した。管理および監視機能を向上し,Webサービスへのサポートを強化した。アップデートは同社Webサイトより無償で入手可能。
WPSは,企業がWebとイントラネット・サイトを構築および管理するために必要なツールを提供する。WPSを通じて,数十人から数千人のコンテンツ・コントリビュータがWebサイトにコンテンツをパブリッシュできるようになる。
アップデートにより,RSSフィード機能と実装管理ツールを追加する。Webサイトに加えられた変更の告知を,いずれのRSSリーダーでも受け取れるように設定できる。また管理責任者は,管理タスクを担当社員に分散しながら,Webサイトとユーザーの統括管理を把握することが可能。
そのほか,LDAP/AD接続インタフェースの強化,Web会議ツール「Breeze」との統合,ドキュメント・パブリッシングの簡素化などを図った。
なおアップデートには,Webパブリッシング・ツール「Contribute 3.1」とWebパブリッシング時のアクセス状況を管理および追跡する「Contribute Publishing Services 1.1」が含まれる。
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