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「『iTunes Music Store』の価格に不満」,英消費者団体が公正取引局に申し立て英消費者団体のWhich?(旧称はConsumers’ Association)は,米Apple Computerが提供している有料音楽配信サイト「iTunes Music Store」の価格が不当だとして,英公正取引局(OFT:Office of Fair Trade)に苦情を申し立てた。OFTが英国時間12月3日に明らかにしたもの。Which?は,1998年競争法にもとづいた調査を要求している。 Apple社は,2003年4月にiTunes Music Storeを米国で開設。2004年6月に欧州(英国,フランス,ドイツ)向けサービスを開始し,12月2日にはカナダ向けのサービスも始めた。 iTunes Music Storeは70万曲以上の音楽カタログを提供する。利用条件はいずれの国でも同様で,個人利用を目的とした場合に限り,ダウンロードした楽曲を最大5台のパソコン上で再生できる。CDへの書き込みは,個々の楽曲ならば無制限,プレイリストは最大7枚まで可能。複数のiPodでの再生が認められている。 米国版サービスの利用価格は1曲当たり0.99ドル。フランス版とドイツ版は同0.99ユーロ(約1.33ドル),英国版は0.79ポンド(約1.53ドル)で,カナダ版は同0.99カナダドル(約0.83ドル)。 Which?は,Apple社が差別的な価格設定を行っていると主張。また,「欧州の英国以外の国で提供されているiTunes Music Storeサイトは,国内居住者のみしかアクセスできないため,英国ユーザーは(英国より)安価なサービスの恩恵を受けることができない」(Which?)。 OFTは,「iTunes Music Storeが欧州連合(EU)加盟国の3カ国以上でサービスを展開していることから,この問題を扱うには欧州委員会(EC)の方が適していると判断し」(OFT),ECに委託済みだという。
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