米Dellは米国時間10月29日,オクラホマ州オクラホマシイティにカスタマ・サポート・センターを新設する計画について明らかにした。同センターの広さは12万平方フィート(約1万1150平方メートル)で,2004年11月に着工し,2005年夏に完成する予定。

 同社は今年7月に,オクラホマシティにカスタマ・サポート・センターを置くこと発表。現在,オクラホマシティのHertz Financial Centerを仮施設としてカスタマ・サポート・センターを運用しており,スタッフ数は当初予定していた250人から500人に拡大しているという。2004年末には約700人に増強する計画だ。

 Dell社米大陸事業上級バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャのRo Parra氏は,「当地で採用したスタッフが優秀であるため,当社の事業プランが拡大し,顧客対応に必要な現地スタッフが増加している」と説明した。

 なお同社は,カナダのアルバータ州エドモントンにカスタマ・サポート・センターを,オハイオ州ウエストチェスターに受注処理センターを開設することを,それぞれ7月と10月初めに発表している。

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