米Agilent Technologiesは，9月7～9日にカリフォルニア州サンフランシスコで開催されるIntel Developer Forum（IDF）で，PCI Expressバス対応4Gbpsファイバ・チャネル・コントローラ「Agilent Tachyon QX4」のデモンストレーションを行う。Agilent社が米国時間9月6日に明らかにしたもの。
同社は，業界で唯一4Gbpsファイバ・チャネル・コントローラを提供している企業という。さらに「Tachyon QX4は，PCI ExpressとPCI-Xの両バスに同時対応する業界最高速のコントローラ」（同社）。
デモンストレーションでは，Microsoft Windows 2000上でI／Oサブシステムの計測などを行うIOMeterをアプリケーションとして使用し，毎秒1.4Gバイトの通信速度を実演する。
ファイバ・チャネル・コントローラ「Agilent HPFC-6400A Tachyon QX4」1台をホスト・サーバーにみたて，4つのファイバ・チャネル・ポートからデータを出力する。このデータを，ターゲット・サーバーとして使う4台のファイバ・チャネル・コントローラ「Tachyon DX4＋」に入力する。なお，各Tachyon DX4＋のポートのうち1つはPCI-Xバスとして設定。これにより，「単一PCI Expressバス上の4つのファイバ・チャネル・ポートで，毎秒1.4Gバイト以上の帯域を確保できることが示せる」（同社）。
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