米Sprintは，新たなモバイル向けマルチメディア配信サービスのプラットフォームとして，米Apple Computerのサーバー「Xserve G5」とマルチメディア・ソフトウエア「QuickTime」を認定した。両社が米国時間8月26日に発表したもの。
コンテンツ・サービス・プロバイダはXserve G5とQuickTimeを用いて，Sprint社の新サービス「PCS Vision Multimedia Services」向けに，オーディオおよびビデオ・コンテンツのストリーミング配信が行える。
PCS Vision Multimedia Serviceでは，Sprint社の国内PCSネットワーク上のユーザーに，「CNN」「NBC Universal」「FOX Sports」「The Weather Channel」「E! Entertainment」「mFlix」「Twentieth Century Fox」「AccuWeather」「1KTV」などのさまざまな情報ソースから，ビデオやオーディオ・コンテンツをストリーミング提供する。
米メディアの報道（CNET News.com）によると，PCS Vision Multimedia Serviceの利用料は，月額9ドル99セントから。
ちなみにApple社は，モバイル向けサービスに関して米Motorolaとの提携を7月に発表している。Apple社のデジタル音楽ソフトウエア「iTunes」やオンライン音楽販売サービス「iTunes Music Store」の楽曲を，Motorola社の次世代携帯電話機で再生できるようにする。
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