米RealNetworksは米国時間8月17日，デジタル音楽の販促キャンペーン「Freedom of Choice」を発表した。同社のオンライン音楽ストア「RealPlayer Music Store」で，シングルを1曲あたり49セント，大半のアルバムを4ドル99セントでダウンロード可能にする。「米Appleなどの音楽販売サイトと比べて半分の価格」（RealNetworks社）
今回のキャンペーンは，同社メディア・プレーヤの新版「RealPlayer 10.5」を記念して実施するもの。RealPlayer 10.5は，購入楽曲を主要な音楽デバイスで再生可能にする技術「Harmony」を取り入れており，Apple社の「iPod」「同mini」を含め，100種類以上のデバイスに対応している。
「Harmony技術を採用したRealPlayerにより，消費者は，CDやDVDのように，デジタル音楽を購入し，自分が選んだデバイスで再生することができる。Freedom of Choiceは，デジタル音楽配信をさらに普及させるための重要なステップであると考えている」（RealNetworks社創設者兼CEOのRob Glaser氏）
RealNetworks社はFreedom of Choiceの音楽販売のほかにも，印刷媒体，ラジオ，オンライン広告などを利用した宣伝を展開していく。同社はまた，デジタル音楽の互換性などについて消費者が話し合うための新たなコミュニティ・サイトを立ち上げている。
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