米Yahoo!は，ローカル情報検索サイトのベータ版「Yahoo! Local」を米国時間8月3日に発表した。Yahoo! Localは，同社の検索技術と「Yellow Pages」，地図情報，サードパーティのコンテンツを統合して提供する。
新しいサイトでは，ユーザーが情報を知りたい地域における検索結果の精度，包括性，使い勝手を向上させるとともに情報を最新化している。地域の企業が都市名，所在地，職種などを入力することにより簡単に探せるようになった。また，距離，評価，カテゴリなどで検索結果を絞り込むツールも提供している。
「Yahoo! Yellow Pages」の1400万企業を超える企業情報に，営業時間，支払方法，提供製品といった情報を統合している。たとえば，レストランに関しては，地図情報とともに専門家の評価，写真，メニュー，予約ポリシー，服装などが表示される。地図を使ってレストランに近い駐車場を表示させることもできる。
新しいビジュアル・ツール「SmartView」により，ユーザーは，動的な地図を使って目的地とその近くのATMマシン，レストランなどを同一の地図に表示できる，ホテル，レストランなどでは，Yahoo! Localを通じて直接予約が入れられるカテゴリもある。
そのほかにも，ユーザーが企業やお店の評価をしたり，気に入ったお店やサービスを知人に電子メールで知らせたり，よく利用する地域を保存することもできる。
また，米Ask Jeevesも地域情報検索サービスに新しい機能を追加する。同サービスでは，天気予報，ドライビング・マップを提供するとともに，IAC/InterActive社のCitysearch事業部門との提携により特定の地域における情報を提供するという。
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