米BEA Systemsは,サービス指向アーキテクチャ(SOA)/Java対応アプリケーションの開発に使うフレームワーク「Apache Beehive」のソース・コードを公開した。BEA社が米国時間7月28日に明らかにしたもの。また同社は,Java/XML開発支援ツール「XMLBeans」の開発プロジェクトが,オープンソース団体Apache Software Foundationの正式プロジェクト「Apache XMLBeans」になったことも発表した。

 BEA社開発者マーケティング担当副社長のCornelius Willis氏は,「Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)およびSOAに対応する開発作業は相当複雑だが,当社のApache BeehiveとXMLBeansを使えば負担を減らせる」と説明する。

 Apache Beehiveは,SOAおよびエンタプライズJavaアプリケーションを構築するための,オープンソースのアプリケーション・フレームワーク。オープンソース・プロジェクトProject Beehiveが開発した。同社の開発フレームワーク「BEA WebLogic Workshop」をベースに,Java Annotation,Java Control,Java Webサービス,Java Page Flows(JPF)を含む。Apache Beehiveは,Apache Software FoundationのWebサイトからダウンロードできる。

 XMLBeansは,JavaとXMLのあいだでデータ・バインディングを行うためのツール。JavaオブジェクトでXMLデータを視覚化し,元となるXMLデータの構造とスキーマを壊すことなく可読性を高める。「XMLデータのJavaアプリケーションへの組み込みが容易になる」(同社)

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