米Rambusは,松下電器産業が次世代のデジタルTV(DTV)向けチップセットに同社のDDR2インタフェース・セルを採用することを米国時間7月19日に発表した。また,Rambus社は,XDRメモリー・インタフェースのライセンスも供与する。

 Rambus社によれば,同社のDDRメモリー・コントローラはXDR DRAMにオプションで対応するため,システム・メモリーの帯域幅を2~8倍増加できるという。

 Rambus社のDDR,XDRインタフェースは,0.25ミクロン~65ナノメータまで幅広いCMOSプロセスに対応する。現在,消費者とグラフィック・アプリケーション向けメモリー・コントローラ・インタフェースが提供されている。メイン・メモリー・アプリケーション向けのインタフェースは,近日出荷が予定されている。

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