米Harris Interactiveは,米国の消費者が思い浮かべる「ベスト・ブランド」を調査した結果を米国時間7月8日に発表した。その結果,ソニーが5年連続で第1位に選ばれた。同社は過去10年に1位を7回獲得している。

 同調査は,2136人の成人に対して6月に実施されたもの。2位が米Coca-Cola,3位に米Dell Computerが続き,5位にトヨタ自動車が選ばれた。1995年に同調査が開始されて以来,ソニーは3位より下に落ちたことがない。

 ソニー米国法人戦略マーケティング部門シニア副社長のTim Baxter氏は,「ソニー・ブランドの強さは,家電,ビデオゲーム,映画,テレビ,デジタル・エンタテイメント,音楽を含むすべての事業において品質と優位の探求を続けた結果である」と説明する。「消費者の間でこのように高いブランド認識を維持することは,世界各国のソニー従業員の革新,創造性,貢献を証明するものである」(同氏)

 ソニーの2004年連結決算報告によれば,売上高は720億ドルだった。2004年3月末の時点で世界に16万2000人の従業員を抱えている。

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