半導体製造装置／材料に関する業界団体Semiconductor Equipment and Materials International（SEMI）が米国時間6月15日に，半導体製造装置市場に関する調査結果を発表した。それによると，2004年第1四半期における同市場の出荷額は91億4000万ドルで，前年同期と比べ42％増え，前期と比べて65％増加した。
受注額は96億ドルで，前年同期比118％増加，前期比9.3％増となった。
SEMI議長兼CEOのStanley T. Myers氏は，「当期の好調な出荷額と受注額は，今年が半導体製造装置市にとって急成長の1年になるという予測を支えるものだ」と述べた。「あらゆる地域で出荷額が前期より成長した。受注額を踏まえると，第2四半期も引き続き好調とみる」（同氏）
なお，中国における2004年第1四半期の出荷額は5億7000万ドルだった。
■2004年第1四半期における半導体製造装置市場の地域別出荷額（単位：10億ドル） 地域 2004年1Q 2003年4Q 2003年1Q 前期比 前年同期比 ----------------------------------------------------------------------- 欧州 0.76 0.68 0.50 11.8% 52.0% 日本 2.18 1.48 1.25 47.3% 74.4% 北米 1.22 1.10 1.43 10.9% -14.7% 韓国 1.45 0.96 1.10 51.0% 31.8% 台湾 1.99 1.17 0.51 70.1% 290.2% 中国を含むその他 1.54 1.06 0.76 45.3% 102.6% 合計 9.14 6.46 5.55 41.5% 64.7% ----------------------------------------------------------------------- 出典：SEMI，日本半導体製造装置協会（SEAJ）
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