米Macromediaと，コンテンツ配信サービスを手掛ける米Speedera Networksは，Flashビデオの配信サービス「Macromedia Flash Video Streaming Service」の提供に関して協力する。両社が米国時間6月8日に明らかにしたもの。
Macromedia Flash Video Streaming Serviceは，Macromedia社のサーバー・ソフトウエア「Flash Communication Server MX」をベースに，Speedera社のインフラを使って運営する。サービス・プロバイダなどの企業は同サービスを導入することで，顧客であるWebユーザーに対して，「世界にまたがるオン・デマンド・ネットワークを介して高品質Flashビデオを配信できるようになる」（両社）。
Macromedia社製品マーケティング担当ディレクタのChris Hock氏は，「Speedera社の配信ネットワークを利用した同サービスは，企業がハードウエアやソフトウエアといった設備投資を行うことなしに，高品質Flashビデオを容易に配信できるようにするもの」と説明する。
米メディア（CNET News.com）の報道によると，Speedera社のネットワークは，北米，欧州，アジア太平洋地域などにある1000以上のキャリア・バックボーンと接続する。同ネットワークはFlashのほかにも，Windows Media，QuickTime，RealAudioやRealVideoなどに対応可能。
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