米Sun Microsystemsは,米Sprint社の「PCS Vision」対応携帯電話機向けにJava技術をベースとするゲームの提供を開始した。同社が米国時間4月26日に発表した。同社が提供するゲームは,米Sorrentが開発したもの。WWWサイト(java.com)から提供される。
今回提供されるSorrent社のゲームには,「FOX Sports Yao Ming Basketball '04」,「同Soccer '04, ALIENS」,「同Multiplayer Racing '04」,「同Racing '04」,「同 Boxing」,「同Basketball '04」,「同DuraTrax Mobile RC」が含まれる。
Sprintサービスの加入者が,同サイト上で電話番号を入力することにより,携帯電話機に自動的にゲームが送信される。ゲームの料金は,携帯電話の使用料金に追加して請求される。
「Javaプラットフォームは,通信事業者,開発者,消費者に価値を与え続けている。同技術のダウンロード数が過去最高を記録しているとともに,15億ユニットを超えるJava対応機器が存在しているため,同技術は世界的な収益機会に恵まれている。Sorrent社の人気のある最新の携帯電話向けゲームを提供できることを喜ばしく思う」(Sun Microsystems社ソフトウエア担当執行副社長のJohn Loiacono氏)
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