米Tundra Solutionsが,米国およびカナダのトヨタ自動車系ディーラーを対象とするインターネット検索エンジンの運用を正式に始めたと米国時間4月9日に発表した。
この検索エンジンを利用すると,顧客は郵便番号を入力して近くにあるディーラーを見つけたり,店舗名や州名で探したりできる。さらに,米国およびカナダの地図から任意の州を選び,その州内にある店舗一覧も表示できる。
目的のディーラーが見つかると,検索エンジンはその店舗の情報を掲載したWWWページを自動生成する。WWWページにはディーラーに対するコメントを入力する機能もあり,ほかの顧客の意見を読めるようになっている。
自動車の販売価格は,各ディーラーのWWWページから簡単に問い合わせられる。同じ問い合わせを複数のディーラーに送り,価格を比べることも可能。
ディーラー向けには,検索結果として表示されるWWWページの広告や管理を行うための「Preferred Dealer」と呼ぶ機能を用意している。
◎関連記事
■「母親が最も依存する情報媒体はインターネット」,米調査より
■「2004年の米国広告支出は7.8%増の1384億ドル,インターネット広告は12.1%増」,米社の予測
■「オンライン・マーケティングの影響力が増大,テレビは低下」,米DoubleClick
■比較ショッピングがブーム――Yahoo!など大手の参入で早くも過当競争に突入
■「米国インターネット・ユーザーが1億5000万人を突破」,米企業の調査
■「米企業幹部役員の38%が情報収集源としてインターネットを重視」,米調査
■「競争が激化する検索市場,米MSと米Yahoo!の攻勢で米Googleの将来にかげり」,米Forresterの調査
■企業の広告戦略は検索サイトで? 気になる“検索エンジン・マーケティング”
[発表資料へ]