スウェーデンのEricssonは,2004年第1四半期における粗利率が事前の予測を上回ることを現地時間4月1日に明らかにした。同社によれば,同期の粗利益率は,前年第4四半期に達成した41.6%レベルを上回るという。具体的な数字は明らかにされていない。
同社は,この修正の主な理由として,販売活動におけるコスト削減が予想以上に成功したことを要因として挙げている。
同期の売上高の見通しには変更がない。同期の売上高は,シーズン的な理由によって低下するが,前年同期の売上高を多少上回ると予測される。
第1四半期の業績報告は,4月23日に発表される。
◎関連記事
■ Ericssonの2003年Q4決算,前年同期比4%減収だが黒字転換を果たす
■ 2003年の世界携帯電話販売台数は過去最高の5億2000万台,前年比で20.5%増加
■米HPと米Ericssonが企業向け統合通信ソリューションを共同提供
[発表資料へ]