米Intersilが,インドのバンガロールで高性能アナログ製品の設計/開発を行う施設を開設すると米国時間4月1日に発表した。

 同施設は,まず高速データ・コンバータを中心に設計や開発作業を手がけ,次第に関連する高性能アナログ製品に範囲を広げる。将来は,アンプ,高速インタフェース,高速アナログ・デジタル・コンバータなどの分野も設計対象に含めるという。

 バンガロールで設計/開発センターを開設する理由について,Intersil社標準アナログ製品担当副社長のMichael Althar氏は「インド全域,特にバンガロールの人々には技術的な才能があるはずだから」と述べる。

 「施設を開設したら,中核的な製品と派生製品の開発に着手する。その後メンバーが当社の製品と開発手順に慣れた時点で,最先端の高性能アナログ製品の開発作業を任せるつもりだ」(同氏)

 なおIntersil社は,新施設の規模や運営開始時期などについては明らかにしていない。

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