米BEA Systemsは,Webサービス開発環境「BEA WebLogic Workshop」のプロフェッショナル版をリリースした。同社が米国時間3月25日に発表した。開発者は,同社のJavaアプリケーション・サーバー「BEA WebLogic Platform」上で動作するアプリケーションを1000ドル未満で開発して商用配備ができるようになる。

 同プロフェッショナル版が提供する開発環境により,開発者は,Webアプリケーション,ビジネス・ワークフロー,Enterprise Java Beans(EJB)ポータル,Webサービスを一貫したインタフェースで効率的に構築できるようになる。

 同社は,現在同製品の無償版を提供している。プロフェッショナル版では,アプリケーションの商用配備ライセンスと1年間の開発サポートを提供する。プロフェッショナル版は,BEA WebLogic Platform上に少人数向けアプリケーションの導入,また同プラットフォーム上でアプリケーションの試行運用を望む開発者に適しているという。

 同製品は,再販店と同社のWWWサイトから提供される。無償版は,引き続き開発者向けコミュニティ・サイト「BEA dev2devサイト」から配布される。

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