米PeopleSoftは米国時間3月18日,企業向けアプリケーション管理の開発において,米Computer Associates,米Hewlett-Packard(HP),米IBM,米Quest Software,米Segue Software,米VERITAS Softwareの6社と協力する計画を発表した。

 PeopleSoft社は,これら提携企業のアプリケーション管理プラットフォームと自社のアプリケーションを統合するためのAPIを提供する。「企業は単一の管理ソリューションを通じて,企業アプリケーションとITインフラの両方を管理できるようになる」(同社)

 今回発表した提携で対象とする主なアプリケーションは以下のとおり。

・「PeopleSoft Performance Monitor」:業務プロセスにおけるトランザクションの測定,監視,および管理
・「PeopleSoft Server Administration Workbench」:統合業務ソフト「EnterpriseOne」向けの集約管理ツール
・「PeopleSoft Environment Management Framework」:ネットワーク上のアプリケーション部品のコマンドと制御を簡素化する集中化アプリケーション管理インフラ

 「業界リーダーの6社と提携することで,アプリケーションとITインフラ全体で新たなレベルの可視性を実現できる」(PeopleSoft社CTOのRick Bergquist氏)

◎関連記事
米PeopleSoft,統合業務ソフト「EnterpriseOne」をLinux対応に
米PeopleSoft,RFIDによるサプライ・チェーン管理ソリューションを発表
米PeopleSoft,中堅市場向けホスティング・サービスを発表
米PeopleSoft,買収した米J.D. Edwardsの製品を統合するツール・セットを発表
米IBM,サプライヤ関係管理に米PeopleSoftのソフトウエアを採用へ
米PeopleSoftと米IBM,Basel IIソリューションで提携,また欧州に向けたCLRプログラムを拡張
米PeopleSoft,企業向けアプリケーションのLinux対応で米IBMと提携
NokiaとIBM,企業向けモバイル・ソリューションで提携

[発表資料へ]