米Macromediaは,Webサイト/アプリケーション構築ツール「Macromedia Dreamweaver MX 2004」用のアップデート・データの提供を始めると米国時間3月12日に発表した。Macromedia社は,「同データを適用すると現行版に比べて性能と安定性が向上し,処理速度がWindows上で最大50%,Mac OS X上で最大70%速くなる」としている。

 Dreamweaverは,Webサイト/アプリケーションを構築するためのアプリケーション。Cascading Style Sheets(CSS),セキュアFTP,ASP.NETなどの業界標準やサーバー技術に対応している。

 同社は,Dreamweaver MX 2004用アップデート・データを既存ユーザーに無償提供するほか,今後販売するパッケージとスイート製品「Macromedia Studio MX 2004」にアップデート版を入れて出荷する。

 アップデート・データは,同社のWebサイトで提供する。Dreamweaver MX 2004の試用版用アップデート・データと,アップデート版を含むStudio MX 2004の試用版と「Evaluation Guide」もWebサイトで入手可能。

 また同社は,アップデート版の扱いに関するライセンスの変更についても明らかにした。この変更により,Studio MX 2004に含まれる各製品は,同一パソコン上であれば,アップデート・データ適用前の版とアップデート後の版を両方とも使い続けることができるようになった。変更内容の詳細に関しては,Webサイトに掲載している。

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