米Intelは米国時間3月4日に,2004年第1四半期業績見通しの中間修正を発表した。売上高が80億~82億ドルの範囲となる見込み。これまで79億~85億ドルとしていた予測範囲の上限を大幅に引き下げた。

 粗利率は60%(プラス/マイナス1ポイント)と予測する。事前予測では60%(プラス/マイナス2ポイント)としていた。

 Intel Architecture事業の製品需要は,従来の季節的パターンの下限を推移しているものの,前年同期を上回る見込み。またCommunications事業の製品需要は事前予測通りに動いているという。そのほかの予測については変更ないとしている。

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