米Macromediaは米国時間3月1日に,オンライン会議サービスを無償で提供することを明らかにした。実施期間は同日から3月末日まで。

 プレゼンテーション作成/配信ツール「Breeze」を通じて,同社WWWサイトでアカウントを登録すると,簡単にオンライン会議を行うことができる。Macromedia社のホスティング・システムを利用し,最大5人の同時参加をサポートする。アカウントは3月いっぱい有効。北米ユーザーを対象に,先着500件のアカウントを発行する。

 Breezeは,通信,コラボレーション,トレーニングを提供するための統合ツール。2月9日に発表した新版で,オンライン会議機能を追加し,コラボレーション機能も強化した。「Flash Player」を利用しており,ユーザーはライブ会議,プレゼンテーション,リッチ・コンテンツ(ビデオ,オーディオ,ドキュメント,アニメーション,グラフィック,VoIPなど)に即座にアクセスできる。

 Macromedia社ジェネラル・マネージャのTom Hale氏は「できるだけ大勢の人々に,オンライン会議がどれほど簡単で便利なものかを知ってもらいたい」と述べた。

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