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米VeriSignがICANNを提訴「ドメイン名の取り締まり機関になることを不当に試みた」米VeriSignは,ドメイン名やIPアドレスの管理を行っている非営利組織のICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)を相手取り,カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に提訴した。VeriSign社が米国時間2月26日に明らかにしたもの。VeriSign社は,ICANNが契約上の権限を超え,不当に同社の事業を規制し,同社との契約および協定に違反したと主張している。 VeriSign社は,「技術的共同体であるべき契約および協定から逸脱することにより,ICANNはドメイン名システムの取り締まり機関になることを不当に試み,インターネット・ユーザーの利益とインターネットの成長につながる新たなサービスをもみ消した」と非難した。 VeriSign社によれば,同社はICANNとの協力を図り,両者が同意に至った枠組みのもとで新たなサービスに取り組んでいた。期限切れとなった「.com」「.net」のドメイン管理を一手に請け負うサービス「Wait Listing Service」などがこれに含まれる。しかし,過去数年にわたって「ICANNは明白かつ一貫した協力を怠ってきた」(VeriSign社)。 VeriSign社Government Relations部門バイス・プレジデントのTom Galvin氏は,「ICANNとの合意によって具体化した枠組みでは,ICANNが技術上の役目を果たすための権限を与える要件と,レジストリが新サービスを開発および開始するための柔軟性を保持する要件を,慎重に調和良く盛り込んでいる。ICANNはその調和を崩し,サービスを管理する権利があると主張し,無節操かつ不正に権限を行使した」と述べた。また同氏は,今回の提訴の目的について「ICANNの役割を明確にするため」とし,「当社は効果的で信頼性の高いインターネット統治機構の確立を望んでいる」と付け加えた。 ちなみにVeriSign社は昨年,ユーザーが実在しないURLを入力した場合,自動的に同社検索ページに誘導(リダイレクト)するナビゲーション・サービス「Site Finder」を実施したが,スパム遮断機能などに影響を与えるとしてネットワーク運営者の反発を浴び,ICANNの停止要請を受けて,同サービスを閉鎖している。
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